御馳走様と言えば良いのだ。 | HOODのブログ

御馳走様と言えば良いのだ。

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少し安静にせよ、という医師の指示で…グダグダと二度寝。

録画していた深夜番組を見る。AKB48の岡田奈々にドッキリを仕掛けるという制作側センスも微塵に感じないベタな構成だ(…彼女の真面目キャラだけで成立している)


最近のグルメ番組や食材レポート番組では、レポートするタレント達が『うまっ!』とか『マジに鳥肌、美味しい~』とかコメントをする。
『美味しい』と言う言葉自体は悪くない。いや、番組の成立を考えたら『何これ、激マズなんですけど…』など言えるはずもない。なのだが、テレビから流れ出す『美味しい!』の乱発には食傷気味だ。


私の高祖父(父方)にあたる人物に吉田某という江戸末期から明治時代期に生きた人がいる。

南部藩の武士で、剣術の名手として知られていて、極めて実直な性格であったと伝え聞く。

ある日、吉田某は親類の屋敷に仕事で赴く。お礼に皿に乗せられて『オハギ』が二つ出た。某が甘いもの大好きというので、オハギには盛り沢山の粉砂糖が真っ白に振りかけてある…某は、嬉しそうにかぶり付く。二つとも食べて辞して退出した。だが…砂糖と思われたのは『塩』であった。塩辛くて大変だったはずだが、顔色一つ変えなかったようだ。

後日、親類が謝りに飛んで来るまで、家族達も親戚が主である某にやらかした『塩対応』知らなかったという。
同様に、録画したバラエティ番組では、仕掛けられた激辛コロッケを食べた岡田奈々が顔色変えずに完食をする。これが演出なしの撮影なのか、私は問わない。
激辛コロッケを食べるシーン、画面に映し出された冷静な彼女の横顔を見ながら、実は人から出された食べ物に感想を述べるなど、非礼で下世話な行為なのだな、と、ふと思い返したりした。

一言だけ『御馳走様、美味しかったです』で収まる話なのだ。そうではあるが、子孫とは言いながら思った感情が口から漏れやすい私には、かなり難しい。


岡田奈々推し…とは言わないけど、頑張って『頑固さ』を堅持して欲しい。