五木寛之著・『不安の力』…担当片山陽加
集英社文庫『不安の力』五木寛之著 担当片山陽加
すでに読了していたが、エッセイと呼ぶには内容が説法に近い。すでに熟知の通り五木寛之の講話…である。
この本を理由もなく片山陽加に担当させたのか。それは彼女の選択か、あるいは偶然であるのか。
当ブログで峯岸みなみについて触れる事は多々あるが、他の推しについては言葉多いとは言えない。
と…ここまで書けば、当然の流れとして『片山陽加論』の展開になるはずなのだが、一方で本書内容に絡めて幾つかの能の作品論を同時多発的に思い付き、いささか混濁している。
三十年前だったか、五木寛之がラジオのパーソナリティを深夜やっていて、たまに聞いていた(生放送ではなく録音だろう)
『夜は短く、人生もまた短い…』そんな語りで始まっていたような記憶がある。
さて…。
どちらつかずが一番良くないな。
一言、思い付くのは本書を片山陽加に担当させた責任者なり人物がいるとするならば、中々の慧眼による彼女へのアドバイスだと思う。
また、彼女自身が本書を選んだのならば、そこに我々への問いかけもあろう。
他人へ一冊の本を薦める行為とは、相手への問いかけと同時に、推薦者である自分自身に対する問いかけがなされて、初めて成立ものだ。
だから…小、中学生時代、夏の課題図書が一番苦手だった。
落ちこぼれ学生の屁理屈だけどね。
