妄想と、その破綻 | HOODのブログ

妄想と、その破綻

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海住まいの従兄弟ダイオウグソクムシが、ぬいぐるみで販売されて売り切れになったという噂を聞き付けた陸住まいのダンゴムシ君。

奴が売れるならば、自分も巨大化すれば人気が出るに違いないと、人知れず富士山麓の青木ヶ原で巨大化を決行した…。

やがて、突如として人々の前に現れたダンゴムシ君は、大型トレーラーを凌駕する巨大な姿であった。

あらゆるものを食いつくし、特に人間の生肉が大好物…たちまちパニックになる日本列島。

事態を重視した自衛隊は遺伝子兵零号機を作り上げ、巨大ダンゴムシに対抗するはずであったが、実験段階で遺伝子操作を謝りバイオ兵は大暴走。圧倒的な破壊力で日本列島の大半を焼き尽くす惨事を招いた。

日本人は、バイオ兵による遺伝子汚染とダンゴムシの繁殖により大地は腐食し、虫に怯え、僅かな山間部に寄り添うように生きている衰退した民族に変わった。


…やがて、日本人が居住する地域は『風の谷』と呼ばれるようになった。


…続く。

何とか、辻褄を合わせたような幼稚な妄想。


落語家に転じた元アイドルが、虫やバイオ兵と戦う…題して…風の谷のハナシカ。

そう、無理矢理に取ってつけまつた。

もう、九月も終わりでつね。