最後の一台。
本格的に写真を始めた頃、きっかけをくれたカメラがミノルタSRTシリーズ一眼レフ。今まで数台の同機を幾度も壊しては、また買い直して使ってきたカメラ。
そして今は、フィルムの時代ではないんだろうけど、それでも自分の記録写真だけはフィルムで撮影する事が多い。
中古のフィルムカメラを探してきて(ジャンクを修理したり…)で、この二台もジャンク上がり。
黒機体の方は使い調子が、入手した当初からシャッター感覚が気分悪く、あまり持ち出さなかった。
今しがた、ブログのネタにでもしようか…と手にしてみて、やはりシャッターレリーズが確かに変だ。
ふと、調子の良い銀機体の組み上げを参考に両者を分解してみれば…良いじゃないか。
連日の疲れも忘れて、子供がプラモデルを組み立てるような高揚感だけが、この深夜の私を支配していた。
一応は慎重に同じ手順で分解比較すると、やはり黒機体は組み上げ部品の順番が間違っていたようだ。
改めて組み直し、再操作すると違和感が消えた。ほんの僅かな差でしかない間違いなのだが、やはり『精密機械』なのだ。
この黒機体は素人が直そうとして、分解破損させた箇所がある。おそらく、素人マニアが自己修理して中古屋に出荷しては小銭を稼ごうとしたのだろう。
これらカメラに商品価値は、ほとんどなく、もはや粗大ゴミに近い。今後もフィルムが継続すればね、まだ使えるんだけど。
私が一人ぼっちで撮影旅行に行くならば、可能ならばカメラはフィルムの方を選びたい。そして終焉の地で、一緒に埋めて欲しい。
ぁあ、もう眠い。寝よう。枕元にカメラ置いて寝よ。
