不可思議な体験と落ちるリンゴ | HOODのブログ

不可思議な体験と落ちるリンゴ

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深夜、ようやく帰宅した。

さて、明日から大相撲が始まる。

昨日、五月十一日付朝日新聞に『国技館に都市伝説』と題した記事があった。

国技館向正面の廊下に…不思議な現象と体験談が掲載されている。

何しろ、国技館の近くには回向院もある。もし、出るものが存在するのならば花道の辺りを漂うはずだ。


だが…!
あえて言いたい。

能の作品は、現行曲の多くに幽霊劇を含む。平家物語を始めとして歌の名所旧跡にさ迷う魂たちの歌舞劇でもある。

何より、私が声を大にして訴えたいことは…『幽霊が怖くて能が舞えるか!』ということ。

演技として幽霊を語る以上、舞台上において是非もないのだ。
私自身、実際に幽霊を見た経験もある。
また、舞台上で誰もいない背後からグィっと押された事もある。だから否定はしない。
たった一人でお寺に宿泊して、夜中に窓から見える墓場を眺めながらビール飲むことも年に数回はある。

しかし、もし霊が存在するのならばニュートン以来進化してきた理科学や哲学という分野、いや…国家の法体系まで書き換える必要があるが…物理学的には幽霊はあり得ない。

それは、精神分野の文脈を成立させるための、必須必携の『記号』なのだ。

この『記号』を演出に用いる事で、我々は死者に尊敬の念を抱き、また神仏を畏れたり、巷に出現する妖怪達を神々として受け入れる。


写メは…能面達。
江戸時代の小面もあり、時と世代を渡ってきた。
『幽霊って、いるんですか?』と彼女達に聞いてみようか。