生涯現役
技術を身を助ける。
まずは手に職をつけよ…と云う。
それは本当にレベルを維持した技術の事だ。小手先では、たぶん晩年までは持たない。
老いて、初めて技術の真価が問われる。
たぶん…知識や知性も同じだろう。
それまでの、すべての拙さを補ってくれるものが『若さ』だっりする。
かって中古カメラブームというものが、カメラマニア界に拡散していた。
そのポストバブル的な商いで、多くの中古カメラ屋が林立した。
店主が高く売れそうなジャンクカメラを入手しては、ちまちまと修理して販売している…そういう店が都内にもあった。
今は、それらの店の大抵は消えた。
一方で、今でも修理の注文を受けながら店を上手に経営している方もある。
その差はなんだろう。
今も続く店には、偽らない技術や知識があったからだ。
商いとは、正当な取引があって成立する。
しかし、高くても良質な技術と商いだから成功するとは限らない。
今は昔、カメラ修理でメディア的にも有名な店があった。
しかし、言葉ひとつを取っても店主の尊大な態度、その店に来る常連客の特権意識には辟易した。
口は悪くても腕は確か…いや、それは単に傲慢なだけだ。
いずれ、人は去って行く。
いつまでも、仕事によって他人の生活を支える、それが手に職をつけた人という事だ。その態度に魅了される人は多い。
