映像言語
能の撮影は、昨年より九割以上デジタル撮影で行っている。
しかし、プライベートな写真や私的作品撮影、日記的な写真はフィルムで記録してきた。
アナログとして残る映像に、私自身の意識や言葉を託しておきたいからだ。
二十四枚、三十六枚しかフィルム一本では撮影出来ない。
だが…そこが良い。
物事を学ぶ基本は、常に制約がある方法こそ、実は原点ではないかと思ったりする。
今は撮影機材でのアマ、プロの差は、ほぼ埋められている。
しかし、優れた写真家であろうとするならば、必要なものは何だろう。
実は、商業写真への実績や写真経歴でもないし、さらに言うならば技術要素でもない。
つまり……。
うむ。この話題は、かなり長くなりそうだし、まだ私なりに解答をすべて書き出した、とは言えないのだ。
気が向いたら、また書き出してみる。
写メは、初公開…私の手。
