運が良い人
昨年の秋にデジタルカメラに移行して、使用した愛機のフィルム一眼レフ達はサブに回った。
あまり取り出す事も少なくなったけど、仕事の撮影以外はフィルムの方が楽しい。
本当は古いマニュアル機で、もう一度舞台撮影がしたい…などと思ったりする。
大先輩の舞台写真家氏に、ニコンFを使い続けている方がいる。
大先達ゆえに、若い時代から共に歩んだニコンで写真人生を全うされるのか…とも思う。
私の愛機は、最初はミノルタSRTから一眼レフデビューで、後輩のカメラを借りた物(その後輩は能楽師になった…)
そして、撮影依頼と許可を貰って舞台撮影をしたのが、その後輩氏の初舞台で初演能『清経』であった。
まだ、しっかりしたカメラが手元になく…ジャンク上がりのミノルタXE。もう、それはボロボロのカメラで、装着したレンズも一部問題を抱えていたが…何とかなった。
意外とカメラはボロでも、しっかり撮影すれば失敗はしない。
えっ…これは違うよね。
単に運が良かったのだ。
そう、私は能の撮影に関しては『確かに運が良い』
そう思うことで、災難から逃れようとしている…のだ。
