桜の歌
まだ関東には桜は早い。その便りもない。
しかし、去年に桜が散ったという事は今年咲く桜が準備された、という桜からのメッセージでもある。
桜は散るために咲くのではなく、次の春に咲くために散る。桜本来の生命感を読み取る必要がある。
徒に、日本人の大和心や無常感の象徴にされては、桜は迷惑なのかも知れない。
哀傷として桜は主題に使われるから、散る…死(さらぬ別れの名残)と刻まれているのだろう。
西行…桜花ちりぢり
になるこのもとに名残を惜しむ鶯のこゑ
…この作品は法事の後、西行が詠んだ歌と記述がある。
しかし…この歌、鶯なんだろうか。私が桜見物で桜の枝に止まっているのは鶯ではなく、たいていメジロに思うのだが…。
話は、さらに外れる。
秋元某氏は、今年も『桜の歌』をシングルで出すようだ。『SO long ! 』…秋元某氏は桜を主題にした楽曲をリリースしてきた。
氏は、桜に寄せる想いを古人から踏襲しているに違いない…と私は勝手に予想。
その意味からすれば古典的で新味はない。日本人の心情に沿ったプロデュースだと思う
…が、しかし、桜には『若木の花、老い木の花』がある。桜は草花とは違うのだ。
そこをスタッフやメンバー達が、読み込んで理解しているかだね。
