この道を ただ進むこと
もうすぐ節分だ。
あまり家では、豆まきもしないが…底冷えする寒さも緩む時期になる。
節分行事の名残なのだろう、地方の漁村で見たのは門柱に柊と鰯の頭が、見事に打ち付けられていた。
まだ、やっている人がいるんだな…と感慨深い。
乾いた鰯の頭を太陽の日差しが照らしている。その家に住む 住人の気持ち、生活を見守っているのだろう。
近年、コンビニで目につく『恵方巻き』は、私の生まれた東北や北関東にはない風習だ。関西の色街で行われていた行事で…あの巻物は、まさかの、まさかだ。
…バカバカしい…コンビニ商売ぢゃねぇか。
も、何となく恵方巻き買って…もぐもぐやっていたりする。恵方巻きならぬ…まさに、阿呆巻きだ。
『恵方とは、この道をただ進むこと…高浜虚子』
仕事を考えると、明日から悩ましいが…まぁ、良い。
飲んで寝ようかな。
おやすみぃちゃん。


