参拝…弐
次は…実家より東方にある香取神社の分社。
狂言には末社の神というものが出てくる。庶民の生活に寄り添うような名もない神だ。そういう神様は、日頃の暮らしと共に生きている。
もっとも、鉾香取神社は由緒正しい。末社など呼ぶには失礼にあたる。どうも私には偉い神様は、あまりに偉すぎて簡単には現れないように思えたり…仕方なく、美女の巫女を立て、艶やかに踊らせると、ようやく現れるわけだが。
そう…映画『大魔神』が見たい。貴方は見たくないですか?埴輪みたいな顔した神像が、少女の危機に『憤怒の大形相』…悪い奴等を皆殺しにして、破壊の限りを尽くす。どっちが凶悪なんだか判断に迷うくらいの大暴れ。
そんな魔神を見た少女の涙に、魔神は怒りを納める。
そんな魔神、実は単なるオッサンでヲタ趣味が多少。おそらく、その少女推しなのはバレバレだな。
…Ψ(ΦωΦ)Ψ
古い神社に杉木立は付き物だ。以前、北関東でも有数の神社に参拝した折りの事。樹齢数百年の杉の大木が、山の参道にあった。私が何気なく大杉に近づいた時…『パシーーン!』と幹全体の鳴る音が響いた。
霊験など信じないのだが…一瞬だけ呼吸が止まりかけた。
そんな経験があるためか、開発の度に伐採される雑木林の木々を見ると、妙に悲しくなる。
木の生命に、いつから人は鈍感になってしまったのだろう。

