ある青年の戦争体験 | HOODのブログ

ある青年の戦争体験

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昨日の十二月八日は、日本が対米戦争を仕掛けた真珠湾攻撃の日。

今、どれだけの日本人が意識して昨日を考えたのだろう。
国防とは、あるいは国家と個人の関係など、そうしたコメントも選挙とも重なった影響か、政治家などからは、あまり聞こえてこない。

本当の国益とは一体なんだろうか。


私は軍事史や戦記記録を読むのが好きで、実際に体験した方からの話を聞いたりもする。いわゆるミニヲタという範疇に入る。


戦争は当事国同士の人の命を奪う。必ず奪い、人生を破壊する。
だが…生き残る命も必ずある。それを運と考えるか。あるいはロマンの一つとして、叙情史として眺めるか。


先日のブログで紹介した戦争経験者の老人。私がどうして海軍を選んだのですか、と質問した事があった。

老人曰く、『俺の家は、中学を出て就職しなきゃなんない状態になっちゃってね。そんな時に戦争になりそうだってさ。どうせ兵隊に取られて歩き回るならば、海軍に志願して飛行機に乗って、さっさと死んだ方がマシかな…まぁ、そう思った。ところが、身長が高すぎるのでお前は飛行機は駄目だって…。で、水兵になった。』

レイテ沖で艦が撃沈されて、仕方なく泳ぐんだけど、俺は若かったから、海中でも元気だったんで回りに声かけたり、そしたら、波間に味方の駆逐艦がこちらに向かってくるのが見えたの。
で、味方の駆逐艦が見えたぞ、たすかるぞーーって。周りを励ましたらね…みんな、ほっとした笑顔浮かべて、吸い込まれるように沈んで消えてしまった。
今まで泳いでいて、見えていた仲間の黒い頭がスーッと、きえたんだよねぇ。