時過ぎれば。 | HOODのブログ

時過ぎれば。

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忘れた頃にやってきた。

私の右肩には持病があって、突然に暴れだす時がある。
猛烈な激痛と麻痺に数日は苦しめられる。
全く手は動かず、あまりの痛みに寝たきり状態。

昨日は丸一日、布団の中にいた。こんな時に限って食料の備蓄もなく…。

外を歩きようもないので我慢の一日。

そうやって幼い頃は、よく入退院を繰り返して病院のベットで本を読んでいた。
以来、病床で一人で過ごすのは慣れてしまったから、もはや諦めの境地だ。
ただ、綺麗な看護師さんがいないのは悔しい。


先日、チベットの鳥葬を扱った写真記事を見た。
文字通り鳥に遺体を食べさせて、自然に還す古来伝統の思想だ。


葬儀が始まると、ハゲ鷹の仲間が集まってくる。彼らは真ん丸な目を見開いて遺体を凝視している。
坊さんが読経を上げるのを聞きながら、心待にしている。

その表情が、何か崇高にも思えた。鳥達に、肉は食べられて骨は地に帰る。

平安時代以前には、鳥辺野付近で似たような状態だったと伝わるが、いかんせん日本はカラスで食うのが遅い。しかも、湿度も多い地域なので、数日で腐ってしまう。


山の頂きを眺めながら鳥葬は良いな…と思った。山には不思議な力を感じたりする。比叡山や三輪山を見た時もそうだった。

何とか、ハゲ鷹達を保護しながら鳥葬も残して欲しいものだ。
もう世界文化遺産にはなったのかな?