ノーメイクの異相
朝、髭を剃るのが面倒で(スッピン)で出てきた。
夕方を過ぎて、顔がゴワゴワしている。
女性の場合、ノーメイクを(スッピン)と称する場合が多いし、結構に男性受けも良い。そういう清楚さが好き、なのだろう。
男性でも、今の若い男の子は何か使っているかも知れない。やがて、男も化粧ポーチを持ち歩く時代が来る。
少なくとも、朝に髭を剃らないで出勤というのは、営業担当の会社員でなくともマズイ。
かの武士道を説いた『葉隠』にも、登城前の藩士に身だしなみを求めている下りがあった。
顔色が悪い場合は少し酒を飲め、とか。
確か、ぼんやりした表情では相手に遅れを取るから、眉墨も使え…と書いてあったはず。
もちろん、剃刀を顔に当てず髭面で登城するなど、この筆者は認めていない。
私はノーメイクの女性よりは、化粧した顔の女性が好きだ。
その化粧が、夕方になると少し浮いてくる。私は、その浮き加減に色気というか、『情』を感じる。
上手い官能小説や、女性描写に長けた作家は、この辺りに始まりのシーンを持ってくるよね。
