答えはない。
今月初旬から薪能を毎週日曜に撮影。前半二回は雨に降られて、隠れ雨男状態か…と自虐。
ようやく昨日、快晴に恵まれた。能は雨中決行という事はまずない。雨が降り出せば、そこで中止。
たいていは、天気を考慮して屋内会場公演に転換するが、燃え上がる薪もなく味気ないのは確かだ。
昨夜は三日月も上がり、絶好の夜空。成田空港が近い場所であるため飛行機が次々に空へ上がってゆく。
能の楽しみ方って何ですか…という質問がある。
だって、能は難しいよね…と。
しかしだ、AKBの楽しみ方って何ですか…って質問はどうだろう。
私は、能もAKBも、楽しみたい人が好きにすれば良い…そこに結論も正答もない。
能に格式や知識が必要か…と言えば、無くても理解する人は多いし、それが逆に能らしいとも言える。。
AKBは男の子が楽しめるように企画したアイドルだ…と批判する人もいる。
だが、意外と女性ファンがいないわけではない。楽しむ人は、勝手に楽しむものだ。
エゴイズムとカタルシスの沸点が舞台や演劇の原点である。時に商業的には効果が少なくとも、立派な芸術作品もあれば、全く流行に沿った芝居もある。
舞台や芸能とは、行政や国家が口を挟む世界ではなくて、共存するカテゴリーにあると思う。
まぁ、良い。
明日は私の休日だ。
