中高年の脳内処理 | HOODのブログ

中高年の脳内処理

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私を…儂に変えてみる。

部屋には買い込んだ書籍が散乱して、だいぶ捨てたのだが…飽和状態だ。ゆえに、儂が本を買う場合は再読する必要があるもの、もしくは天の啓示が下った場合に限られる。本とは、頭脳の一部でありバイブルに等しい有り難い教えなのである。

その範疇に入らなければ…『立ち読み』で終わる。人の本を読む速度が幾らかは知らんのだが、儂は読む速度は稲妻の如く早い。しかも、頭に入ったかは誰も問わないから、儂は平気である。


で…今日、儂は小林よしのり等中年男三人による『AKB白熱論争』を書店で手にした。

彼らは冒頭、総選挙の話題から入る。以降、各メンバー論や秋元氏の戦略分析などを語るのだが…総じて『指原莉乃とはグループにおいて何者であるのか…』を底流に意識して、討論は展開しているようだ。


さて、儂も中高年の一人だ。この年代、もはや実際の恋愛とは遠くなり、職場の若い子について同僚や仲間とあれこれネタにする世代でもない。
リアルでは、若い子について語るには『社会的責任もあり、面倒な年齢』という事だ。
それは、青春を遙かに過ぎた身の寂しさである。


『AKBがお好きなんて、まだお若いですね…』


バカを言ってはいかん。お若いのではなくて、老いたのでリアルに若い子の話題が不可能になっただけなのだ。
最近、AKB資料を集めたという老政治評論家の田村某、本書の小林よしのり、このネタで盛り上がる中高年、誰もが皆老人ご一行様なのだ…。


彼女達の老人慰問を、脳内で受けて増幅して楽しんでいるにすぎない。

全員、我が身を見て、そこに気が付け!

ましてや、国の将来案ずるのは、それからだ。