ベルリン地下
ちょうど、旧ナチスドイツがベルリンの地下に構築した地下施設の番組を見ている。
ベルリンの地下深く、分厚いコンクリートの四車線道路から防空壕、各施設まで地下都市を作成しているのだ。
合理的な建築技術で、もちろん連合軍の猛爆にも耐えた。
70年前は狂気の都市計画だったろうが…ドイツの防空塔の話など、あまりに堅固すぎて連合軍が築山に埋めた話など、日本的情緒の枠を越えている。
現在は、ベルリンの地下世界協会などの研究組織が発掘をしているらしい…確かに、東京にも戦前の地下鉄跡があると云うがコンクリートの規模が違うようだ。
ただ、ベルリンがかって沼だったというのは、東京と似ている。
当時のナチスが育てた建築学、その都市構築という考察と実現の点では、未来的だと感じる。
なにしろ…21世紀になった日本では、原発事故を参考にした建築学や都市計画、居住システムの再検討すら政府の対応は鈍い…電源が何となく必要だからの曖昧さで、再稼動するという。
人間は手間を嫌う生物だと私は思う。
人間だと認識すれば、その欠点を克服する…手間を嫌う弱みを、社会システムとして乗り越えて『文明の知恵』と言うのだろうか。
ありのまま、自然のままに生きるというのは、実は一番に難しいのだろう。

