池野伝吉
母方曾祖父を出したので、こちらは父方曾祖父の池野伝吉・著書『身体強健術』より…(この本は、おそらく日本で初めて紹介されたストレッチ身体体操の本である。未だに、古書店では絶賛発売中…残部僅か)
曾祖父池野伝吉は長年、英語の教員や翻訳をして明治初中期から昭和初期の教育現場で働いた。
山形県内の農業高校校長時代には、『農家の実習に英語など必要ない』という周囲の意見を退けて、正課授業に英語を導入した功績がある。
とても及びもつかない秀才なのだが…曾孫の私が似た所と云えば…酒。やはり酒好きであったようだ。
(下戸説もある)
先の大戦の際には、反対の意見発言をした人で、戦時下は官憲の監視を受けていたと祖母や叔母から聞いた。
戦争には身を投じて大反対であったが、娘婿の一人が召集を逃れるために(醤油を飲んで)免れた事実に激怒した話が残る…その娘婿は苦学して帝大に入ったため、あの戦争で死にたくなかったのだろう…だが、それを理解したうえで、終生曾祖父は戦後まで、この行為だけは許さなかった。
そういう意味で、頑固さのDNAは私の中に強いと感じたりする。
