限界点 | HOODのブログ

限界点

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先月に痛めたギックリ腰、ようやく走るまでに回復したようだ。

昨夜、コンビニまで出た帰り道に夜道を少し走ってみた。
蹴り足から着地までの瞬間だけ体は中を浮く、浮いた時に体が上下せずに駆けるほどに無駄がなく速度は早い…はず。

加速してゆくと耳元で風がビュウビュウと刻まれてゆく。おそらく陸上短距離の選手などは当たり前に聞いている音だろう。

まぁ、年齢を考慮しても音が聞こえたあたりが私の限界点で、無理をすれば肉離れや捻挫、骨折が待ちかまえている。

ところて、私が趣味で学んできた能の仕舞には荒い型が幾つかあって、一足で跳び、空中で胡座を組み床に落ちる『跳び安座』などは最右翼な型だ。
遊び半分で、この型を演じると怪我をする。私の師匠達の言葉を借りると、ある師匠は『これが出来てもね…能は上手くはならないよ…』、別の師匠は『怖がると怪我するから、考えずに飛べ!』
型一つを例にしても様々な考え方がある。

不思議と演技中に、この『跳び安座』で怪我をした例は玄人、素人に関係なく見聞していない。
怪我をするのは、稽古中が圧倒的だ。
何かと物思いながら稽古をする『雑念』が、少しのズレや身体の狂いを招くのだろう。