駅の弁当
写メは、先日の上野駅で買った『会津地鳥弁当』会津駅…つくね、唐揚げ、ご飯やコンニャクの煮物等バランス良く、お勧め。
子供頃、旅行先で親が買ってくれる駅弁は不思議に美味しいと感じた。旅の楽しみでもあった。
しかし、学生時代に夏の旅行先で駅弁に食当たりしてから苦手となり、車内で飲食する行為さえ忌み嫌った。
狭い車内で食べ物や酒、煙草の匂いがたまらなく我慢ならなかった。
再び、駅弁を口にするようになったのは最近の事だ。
長距離を行く列車の空調やトイレが一新されたため、快適さという点では以前の列車旅とは比較にならない程に楽になったからだ。
そんな訳で、最近は駅弁を買う。
駅内がリニューアルされた東京駅や上野駅では各駅の名物駅弁が売られている。
そこで、駅弁の食べ方。(一人旅編)
一、必ずお茶(酒でも)を買う。
二、包装を開くのは列車が動き出してからだ。過ぎ行く車窓を眺めながら、悠然たる気分で食べるべし。
三、駅弁に敬意を表して、酒を飲むときは良いものを選ぼう。列車旅は酔うのが目的にあらず。
四、食べ終わったら包み紙を記念に持ち帰る。あるいは元のように包み直してゴミ箱へ。汚くビニール袋に押し込むなどは、旅の作法にあらず。
五、駅弁の余韻を楽しみながら、列車に揺られて軽く眠る…おやすみなさい。

