映画『クレオパトラ』 | HOODのブログ

映画『クレオパトラ』

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半日ほど自宅安静を余儀なくされ、布団陣地に籠もっていた。
暇な時間があるので録画していた映画『クレオパトラ』全編を見る。
本作は四時間以上の超大作である。そして無駄に金を費やした超駄作とも言われる。
実を言えば、私はこの映画をロードショーにて見ている。しかし、子供であったため…すぐに飽きた。

覚えているのは蛇が入ったイチジクの籠。
そんな曖昧な記憶はともかく…映画『クレオパトラ』は、冗長に過ぎるのは欠点なのたが、改めて鑑賞してわかった事もある。
結論から言えば、映画『クレオパトラ』は紛れもなく映画の王道を目指した作品だと思う。

主演のエリザベス・テーラーは熱演している。彼女なりに女優生命をかけて頑張ったと思う。制作途中で大病を煩い、憔悴した表情がかえってクレオパトラの苦悩に近づいているかに見えた。
他の俳優が見せる台詞や所作も、舞台劇を見せるように真面目な演劇構成である。あまりに『劇』に囚われすぎた…とも。

現在ならばCGで済まされる撮影を、エキストラとセットを用いて膨大なフィルムを使用。
これだけ膨大な労力を費やして映画『クレオパトラ』は大ハズレ…理由は上映時間が長すぎるので、公開版は編集したために、かえって作品主題を不明瞭なものとする結果を招いた(幼い時に、私が見たのも修正版)

この映画のために20世紀フォックスが倒産しかけた逸話も納得できる。

映画『クレオパトラ』全編版があるのならば手元に欲しい…とは思う。ただし、長いからと言い途中で見るのを止めると、つまらない気分が先に立ち無駄になるのは必定……。

この文も長いな。いつもながら。