強くあれかし
今年も終わる。
我々が生きる営みは、自然界の一部でしかあり得ないという事実を、涙をもって教えられた一年であった。
そして、人々は自然界に対して自ら作り出したエネルギーを武器に挑戦し、自然界が出した答えの前に、あやうく破滅しかけた。
いや…破滅の途中を歩み始めたに過ぎないのか。
様々な喪失感覚というよりも、今後は大きく欠落した意識を抱えて生きて行かざるを得なくなった始まりの年でもある。
来年は、今年よりも過酷な一年となろう。
しかし、生きるとはたぶん…そんなものなのだ。
だからこそ、新たな仕事に就く、あるいは結婚をする。
困難な道しか見いだせない時こそ、そういう船出には最適かも知れぬ。
最初から育てる、始めるときは、すべてに幼く危ういものであっても良い。
人は種をまき、子に生き方を教えて行く。
大きな川があれば全てを捨て、身一つ裸で渡らねばならない時すらある。
向こう岸で、新た探すのだ。
強く、また豊かに生きるとは大切な事だ。それがあまりに難しいから、大切なのだと思う。
