髪 | HOODのブログ

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これは、まったくの私事だが…。

髪の伸ばして二年近くになる。ついに肩は過ぎ、あとは下へ、下へと伸ばすままだ。

そんな風呂上がり。髪を洗いながら、ふと思うのだ。
髪を洗う楽しみ、快感めいた感覚が女性の風呂タイムには、密かにあるのではないか…と。
泡立つ髪が指をすり抜ける感触は、他にはない滑らかな手触りでもある。
長く伸びやかな髪とは、いわば言上げしない自己愛的な心象かも知れぬ。
また、一方で洗い髪の扱いにくさ(抜け落ちた髪を処理)という手間と面倒さも再認識した。
とにかく長い髪が浴槽やリビングに落ちているとは、何やら不気味で正直汚い。

だからこそ、女性にとって、こんな手間をかけてまで伸ばし続けた髪へ愛しさがない…とは、とうてい思えない。

しかし、我々男性の場合、通常は短髪である。
ゆえに、髪を洗う楽しみや手間は、あまり認識しない。男性が髪を認識するのは(薄くなる生え際)だけだ。
長く伸ばした髪は男女を問わず、その本人自身の一つのフェチの表現だと思う。
長い髪の女性が好きだ…という男性は世間的には多い。
しかし、思いも寄らぬ手間と費用が、その髪には必要である事も、また知識として持っていた方が理解しやすくなるに違いないのだ。