お詫び「摩利と新吾」訂正
一部訂正。「摩利と新吾」は「花とゆめ」ではなく「LaLa」に掲載されていた作品とある。
(後ほど訂正しておきます)
文庫で読んでいたので連載誌は未見であった。
せっかく訂正入れたのだから、この作品周辺に触れる。
『恋している相手に、その自分の気持ちを知られてしまう…』
果たして、それが「正しい恋愛の姿」と言えるのか。
このテーマをとらえるために、作者は男性同士の恋愛心理を描いた。そこに男女の恋愛も、究極には同一の視点に至るのだという道筋を説いている。
だが、本作品に描かれたように、恋は問わず語らず…今風に言えば「告る」事をせず、恋いゆえに『しのぶ』という結論とは、ふつうに実行可能なりや…?
しかし、『摩利と新吾』読後感として、私が多少は恋愛を自省的に眺める一助になったのは確かだ。
だが……この話を、もう少し補足して展開したいのだが、今夜はやめておく。
ちょいと肉体的疲労あり…。
