雨上がり。(改訂)
『肩に違和感がある』
そういう話は、例えば野球選手がシーズン中にチーム離脱するとか。あるいは、一日中パソコンに向き合う職種の方々におきる場合と思っていた。
八月下旬に軽い痛みが右肩に発生して、『寝ているときに、ひねったかな…』
放置しながら、九月に入り痛みは増すばかりで、なおも激痛に悩みながら仕事。(しかも理由を付けて酒は飲んでいた)
だが、昨日の夜明け前に肩が抜けるような激痛で目覚めて、慌てて病院にいった。
やはり四十肩か…?
レントゲンで見ると医師が『ほぅ、見事な腫瘍がありますよね、これは珍しい…』
石灰化した腫瘍が潰れたために発生した痛みで、生命を脅かす悪性ではないのは救いらしいが…。
なるほど…激痛なわけだが。
投薬で駄目なら→注射→それが駄目なら手術という手順。
しかし、あんなに大きな腫瘍の塊が肩の基礎に出来ていたとは気が付かず。
しばらくは全く右腕は使えないので、何かと不自由だ。
診察後、気晴らしに近所の陶器茶房に行ってお茶をする。
この店は陶器や漆器も販売している。
ふと、面白い置物が目を引いた。店に『これは、何に使うのか』と尋ねたら、女性が指輪を掛けておく陶器の卓上置物とか。
色々な解釈が可能な形態をしており、見る人によって変わるかも知れないが、面白いので記念に購入した。(腫瘍記念…?)
何か言いたげな動きに、特別な答えというものが存在しないようだ。
下手なストーリーを有さず、飽きを感じさせない好ましさがある。

