実家移転の際、箪笥の奥から発掘された父方の祖母による手縫い着物。
むろん祖母が自分のために縫った女物なので、袖の作りなどは男用の仕立てではないが、明治生まれの祖母は、さすがに和裁の腕前が確かだ。着てみると実に着心地好い。
祖母は大柄だった身長のため、裄も私にはちょうど収まるようだ。
処分予定であったが、私が貰い受けて着ることにした。
今更仕立て直しも面倒だし、気にせずそのまま使う。
夏袴と合わせると、遠目には男物に見えるかな。
一応、袖だけ手直ししてある。
また、下の夏袴は母方の祖父が使っていたもので、実は60年以上経過しているが、着物の良さは歳月とは無関係という事なのだ…と実感する。