昨日の昼下がり、新宿モリエールの前には長蛇の列。劇場の客入れ待ちらしいのだが、並んでいるのは30代から40代の男性ばかり。こんなに男性ばっか集まるとは、誰の公演なんだろう。
そして地下鉄を降りてオペラシティに上がると、広場には楽器を奏でる男性一人。彼の演奏を聞く素振りもなく、子供達が無関係に周囲を走り回る。
ここで、何かを比較しようとか、考察を述べる程の風景ではないだろう。
だが、それが仕事であるならば人を呼ぶ事は、大切な道を開く手段なのだ。
同時に、人や金を集める事が目的ではなく、表現という自由を手にした行為によって、藝術の高みに至るという喜びも、また真実ではある。