分解
だいぶ以前にジャンク屋から捨て値で入手した旧ミノルタのコンパクトカメラ。
分解して小型モーターを取り出すつもりで数年放置。
震災後、停電と余震騒ぎの渦中、日々気晴らしとして分解遊びをした。
この時代のズームコンパクトカメラは、おそらく家族写真向けに製造された製品であり、趣味的な撮影や仕事機材として用いられた場合は少ないだろう。
いや、仕事機材として使えない事はないのだが、実際は難しい。
例えば、森山大道などがコンパクトカメラで街スナップをした作品群があるが、あれは……かなり恣意的に製作された作品に感じている。
コンパクトカメラであろうが、中判使用でも作品との関連は薄い。あくまで作家性による写真なのだと思っている。
閑話休題…余震に怯えながら分解してみた。
お目当てのモーターは二個仕込まれており、フィルムの給装とズームの送り出し機能である。特にズーム用モーターはミニサイズで模型に仕込む(プロペラ飛行機に最適なのだ)
なるほど、この手のコンパクトカメラでも、廉価版一眼レフと同様に精密に組み上げられており、ボディに関してのコストに大差は見いだせない。
そして廉価品ゆえに、新製品としての溌剌さに欠ける姿漂うカメラでもあった。
もはや分解しちゃったけどね…合掌

