ミスター・スポック | HOODのブログ

ミスター・スポック

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アメリカで耳尖らせる美容整形が流行しているらしい…。

宇宙歴2268年四月。宇宙探査船USSエンタープライズ号ブリッジにての会話。

カーク艦長『ミスタースポック。…我々人類が君と似た形の耳にするのが流行りだそうだ。この件について貴官の冷静な判断を求めたい。』

スポック『…甚だ興味深い現象です。我々バルカン人に比較して、著しく聴覚や他の能力に劣る人類の気紛れにすぎません…より論理的に言うならば、耳の形だけ我々に似せても聴覚は向上しないでしょうね。これは、申し上げにくいのですが、つまり猿真似です』

カーク『いや…聴力向上というより若者によるお洒落の一つらしいのだが、』

スポック『雑駁な意識に支配される人類の美意識には個人差があります。また流行とは一過性の現象であって、いずれ廃れてしまえば(ケガレ)に似た感覚で周囲に疎まれたりもします…』

カーク『ミスタースポック、(ケガレ)とは何か。君の母星バルカン語ではないな』

スポック『はい…(ケガレ)とは、まだ地球が分離国家群時代にあった時、日本という小国家の民俗学における学術用語です…』

カーク『やれやれ…君の教養は底知れないな。アハハハ』

スポック『…』
(バルカン人は笑わない)