延びたマカロニウェスタン
レミントン45口径パーカッション式拳銃。
西部劇と言えばジョン・ウェインやヘンリー・フォンダ、あるいは『荒野の用心棒』クリント・イーストウッドの腰に下がるコルトリボルバー45口径『ピースメーカー』が有名だ。しかし、南北戦争後を描いた西部劇ならば、むしろレミントンの方がリアルに史実的かも知れない。
その辺りに着目したのか、クリント・イーストウッドは自ら主演した『ペイルライダー』では、このレミントンで活躍する。
ニップル式雷管と実弾実包の6発、銃弾の装填は簡便ではなく、二丁は腰に下げないと複数相手に撃ち合いには不利だ。
どこか古式銃の面影が濃い。
昨日見た『トゥルーグリット』の老保安官も、このレミントンを二丁使って馬上で撃ち合っている。
ちなみに実在した開拓時代のアウトロー、ビリー・ザ・キッドなどが現れる頃にはレミントンは時代遅れになって、前述のコルト式に変わっていたようだ。
下の写メで解るとおり、銃弾を装填するには回転式薬室を丸ごと外す必要があり、スペアの薬室ごと取り替えるにしてもタイムロスは避けられず…。
実は、このモデルガンは私の急逝した友人の形見品。
彼は、私の影響によって西部劇映画を追いかけたフシがあって、まさか本当に『形見の拳銃』を受け取るとは思ってもおらず、たまに取り出しては、友人を偲ぶことになるわけだ。
今更ながら本当に『西部劇』めいてしまい…あちらで、何となくマカロニウェスタンの扮装をしながら、得意げに笑っているようにも思える。

