私の怒り
突然に、朝からすみません。少し怒りが収まらないので…。
昨日のツィツターにて、『著名な能楽ブロガー』の一人である及部和良氏が書いた一文は問題がある。
氏の述べるように、脇方能楽師某師に才能がなく、下手だから廃業しなきゃならないならば、たいていの能役者は廃業だと思う。
天才など能楽界には存在しない。ただ役者となった過程で、必死で勤めるしか向上は得られない世界だと思うのだ。
素人がブログやツィツターで書くのは勝手だが、他人に仕事を止めろ…『廃業したらよい』というのは人格を軽視した暴言である。
氏の発言は能楽界の発展には全く寄与しない。
むしろ悪しき見識に基づく害に他ならない。
40代の能楽師とは個人差はあるが若手中堅である。まだ将来は長い道のりの先だ。
『下手だから廃業云々…』とは、あまりに無責任であり酷すぎる。
社会人として重要な礼節が、及部氏は欠落しているのではなかろうか。
