腕時計
腕時計ならぬ針…。
サイトを眺めていたら、恋人心理占い…というのがあった。
その中で『腕時計について…』という項目があり、心理的に言うと腕時計とは恋人や伴侶に相当するとか…。
腕時計への扱い方、ブランド指向の有無などで、伴侶に対しての本音が判断可能らしいのだ。
ちなみに、私は腕時計を普段していない。手首に何かついていると撮影仕事に邪魔だからである。
つまり、妻や恋人など邪魔だ…と言う事か。
しかし、私が腕時計をしないのには理由がある。
お茶などを習う人ならば周知の事だが、能の場合でも、本番舞台はもちろんだが、稽古に臨む時も身につけた金属類は外す約束がある。
腕時計、指輪、ピアス…等。
この所作が、学生時代より能サークルでの稽古を継続してきたために、私は無意識に身に染み着いている。
仕事に向かう時は言うに及ばず…何をするにしても気持ちを集中する時は、腕時計が邪魔に感じるようになってしまった…のである。
酒を飲むときですら邪魔に思える時がある。
そんな状況から時計を外す癖がついて、さらに外した事さえ忘れてしまう事も多い。
だから、携帯で時間が判るようになってからは、私は腕時計を付けなくなった。
腕時計が伴侶や恋人への心理対称であるとすれば、…私には一生不要だ、しかも無くしやすいという結論になるが…別に伴侶は(不要)ではない、だが私は経済的には(扶養)は出来ない…この現実問題が本音だったりする…な。
