足袋 | HOODのブログ

足袋

HOODのブログ-101210_0938~01.jpg

足袋。

足袋を洗い続けて25年目…ずいぶん時間が経ってしまった。
学生時代、能楽サークルに入部して初めて履いた足袋から、おそらく百足近くは履き潰してきたはずだ。
舞台用に購入した足袋は、年三回くらいの使用ペースで約二年半で足先がほつれる。意外と足先や踵には負担がかかるのだ。
ほつれが出たら、稽古用に転用する。

以前は、都内に足袋屋が数軒以上あったが、今は消滅寸前だ。
学生時代は神楽坂にあった店を愛用していて(もう今はない)、たまに銀座に出た時は歌舞伎座近くにある足袋屋を使う。
舞台用の足袋が、普及品と異なるのは親指から足首にかけての縫い目と立ち上がりが鋭いという事だ。
能や踊りの玄人だと、店で足型を取って専用に作るそうだ。私は素人なので、そこまではやらない。たまに玄人の注文流れ品を入手して使用するくらいだ。
実際は、能楽師も普及品を愛用する場合が多い。
舞台用は足裁きを美しく見せるために工夫がしてある。ゆえに、歩いたり正座する用途には不向き。
長時間の謡や、ましてお茶会などには辛いだろう。

足袋を洗うのは風呂の時に一緒に行う。
片手にはめて、歯ブラシやスポンジなどで洗ってゆく。
後は干してアイロンを施して終了。

くたびれた足袋は舞台掃除用に使う。
稽古用は、その間くらいの状態。

足袋用ケース。
地方の工芸品や呉服屋の品、手前のは絹製らしいが…一番雑な使い方になってしまった。
真ん中にあるのが、いわゆる勝負足袋を入れるケース。
いずれも頂いた品で有り難く使用中。

足袋供養って、どこかでやっていないのか。
ありそうだが…ググるか。