ガムガムパンチ
『ガムガムパンチ』
手塚作品群の中では、四コママンガに近い簡潔な筋立てです。
私は大好きな作品なので紹介します。
子供たちが…風船を膨らませると、欲しいと望む物が何でも作れる不思議なガム風船、これで夢をかなえようとする子供の世界、異質な空間と日常を結んでゆく描写には童話的な子供の夢があります。
後に『バブル』という悪夢に投げ込まれる我々ですが、全ての妄想がガム風船だった…そんな時代を作者が想定していたような…『マンガは風刺である』と、手塚治は随筆にも述べています。
公害や戦争など子供には全く責任のない大人の招いた結果に対して、子供達が巻き込まれてしまう…そういう社会矛盾をガム風船で懲らしめてゆく子供たちが主人公であるマンガでした。。
ブログ前述の『七色いんこ』や『ガムガムパンチ』を、久しぶりに手塚作品を読みながら、いつまでも理想を持つことは大切なんだ…と、ふと思ったもので…。
