不安定からの発想 | HOODのブログ

不安定からの発想

HOODのブログ-101024_2245~01.jpg

最近、読んだ本二冊。
宮台真司、奥平康弘対談『憲法対論』
平凡社新書
…敷衍しながら読んでいましたが、法律と憲法、女帝論と世論、愛国と国粋主義の違いなど、最近の日中関係を思いめぐらし読了。

『不安定からの発想 』佐貫亦男著
講談社学術文庫。

戦前から航空工学の研究者の一人で、戦後は航空エッセイ家。
飛行機発達史において、安定より不安定への発想が飛躍的に飛行機を進化させた…そのプロセスが平明で面白い。
著作では、一言も『紙飛行機の折り方』については触れていないが、飛行機の原理が解説してあり、読後に私は思い立って『紙飛行機』を折ってみた…まさに『目からウロコ』である。

数理と自然の狭間で飛行機って飛ぶんですねぇ。

…沖縄配属が噂の『オスプレイ22』を作るアメリカの工業力って…本当に凄い。