私は右耳の聴力を、子供時代にほぼ失っているので、時に肝心の音や声が明確に聞き取れない。
さらに、元がリズム感に欠けるため、囃子の稽古や仕舞の拍子で苦しむ場合がある。師匠や、周囲が何を言いたいのか判らなかったり…。
で、とにかく理屈と体の両方が一致しないと謡い、舞いともに不可能。
明日の仕舞『賀茂』…結局未完成のままだ。しかし、時間はあるのでアパート下の住人が帰宅するまで、『汚部屋』で稽古。部屋は板床なので足袋を使う。
ひたすら稽古。
学生時代から、ずっと一人で稽古する風景だけは、幾つになっても変わらない。