愛は小声で叫ぶ | HOODのブログ

愛は小声で叫ぶ

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古本屋に立ち寄って拾い上げた本。バックに、この秋公開の映画のチラシを配してみました。

『愛国者は信用できるか』鈴木邦男 著
講談社現代新書

いわゆる『捨て目』で見つけた本だが、思ったより簡潔に書かれており、時事問題に疎い私でも理解しやすい。
著者は、三島由紀夫の言説などを引用して『愛国心』について説いている。

平たく言えば、声高に叫ぶ『愛国心』ではなく、個々が謙虚に慎ましく維持するのが望ましい…何より『愛する』と言うことを理由に許される行為など存在しない…ともすれば暴走し危険な行為を呼ぶ。
だから、何かを愛していても小声で呟こう…そういう事だ。

国にかぎらず、人を愛するって(愛している…口にするのも気恥ずかしい)、それが本人の自己申告に過ぎず、本当はより深く慎ましい心情なのだ…そういう言い換えに、ちょっと教えられた読後感であった。