みやげに貰ったサイコロ二つ
地方の駅前、その近くには必ず赤提灯やバーの看板が灯っている。
場末の居酒屋というジャンル。
私の乗る列車の車窓から、一瞬だけ店のカウンターなどが見えたりする。
幾人かの客が座って飲んでいる…何を店の人と語らうのだろう。
大抵はたわいもない話に過ぎない。
そんな息抜き、戯れの時間だ。
私も、そういう店で飲みながら店主を相手に飲んだり、常連との会話を楽しんだりする。
それが、自分の向上や心の癒しになるかと言えば、たぶんなってはいない。
次第に、話題が付き合いたくない内容になったりして、意外と頭に来たりする場合も多いものだ。
しかし、居酒屋で飲む…とはそう云う無駄を惜しまず費やす場であったな、と思う。
酒を飲むというのは、能や茶道とは明らかに違う。
無駄な時間、意味のない会話を惜しまぬ楽しみ方なのだ。
