麗しのアンテア | HOODのブログ

麗しのアンテア

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昼間、時間を取れたので上野西洋美術館へ、イタリア美人を見に行ってきました。
『カポティモンテ美術館展』
パルミジャニーノ『貴婦人の肖像アンテァ』

彼女に見つめられると、こちらが恥ずかしくなりました。
均整の整った顔立ちの美しさ、透明な瞳、愛らしい口元が白い肌に浮かび上がる…モデルは名家の貴婦人、花嫁、あるいは高級娼婦と伝えられてきましたが、詳細は不明です。
私には、厳格なカトリックの子女と娼婦を並立した方が、さらに逆説的で理想的美意識が際だつと思います。
その裸身を喚起する僅かに露出した胸元の白い肌、装飾品の鎖に絡み付く伸びやかなな指先には、理想的な性の象徴を感じます。

時代は16世紀1553年頃…日本は江戸時代目前ですね。
先日、撮影に伺ったシェイクスピアの『夏の夜の夢』もほぼ同時期にかかれた作品です。

変な発想ですが、細川ガラシャの肖像と、このアンテァ像が東西の同時期に存在して描かれた美人だ…って想像すると、よく見れば二人とも似ているように見えてきます。

もう一回くらい見に行こうかな。
次、いつ会えるかわからないからね。

9月26日まで開催展示中。