頼れる男とは。
今夜のブログをもって千回目更新。
更新は、何を書き込むか考えながら撮影機材を抱えて移動していると、突然の豪雨。
地面から降っているのか…と思うくらい激しい水量だった。
駅ビルのエレベーターを利用すべく向かうと、先客がドアを開放させて、私が乗り込むのを待ってくれた。
先客は、幾つかの鞄やケースをカートに載せた男性氏。私より二回りは体の大きな男性であった。
見るからに、今から仕事で海外へ…という姿である。
…この雨の中、しかし大荷物だな…彼は。
『どこか取材に行かれるのですか?』と思わず尋ねた私。
『いえ、単身赴任で戻るところで…』
私『この雨は大変でしょう』
氏『荷物がね…』
私『どうか道中お気を付けて』
氏『はい、ありがとう。』
これで、この会話は終わったのだが、沢山の荷物を抱えて赴任地へ帰る父親氏。
彼が抱えていた鞄やリュックにはブランド物はなかった。
余計な見栄など張らず、質実な夫なのだと見えた。
彼は、仕事と家族を両立させるために単身赴任を選択したのだろう…まだ三十代半ばと思うが、雨で濡れて早く行きたいと思うところを、他人に合わせたというのは、本当に偉い男だと思う。
頼れる奴というのは、こういう人間を言うのだ。
千回目の更新に相応しい…いや、自営&自由業の私には敬意すべき主人公である
。
