能レクチャー | HOODのブログ

能レクチャー

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真夏日から一転して、雨模様。
梅雨入りも近い。

今日の私は、代々木能舞台で主催される『能レクチャー芦刈』の補助。

内容は作品解説は講師として井上愛氏を招き、『芦刈』を演じる能楽師浅見慈一本人による能の解説がある。

本来、舞い手自身が能について語るという行為は、『役者の仕事』ではない…やらないものだ、という考えが主流であった。
しかし、この数年は自身が舞う能を語る能楽師が、大きく影響を左右する流れとなっている。

かって観世寿夫という希代の名優が存在して、『能楽ルネッサンス』という表題を掲げた。
それは時代の要請であったし、能を哲学や構造から思索する作業であって、いわゆる営業活動ではない。
結果として営業的に功績を積み上げたが、その目的ではなかった。

番宣や営業という言葉に嫌悪する方々もある。
だが、今は常に情報が飛び交い瞬時にアクセスされる。
批判はあれ、遅れるという事は取り残される…という事にも繋がる。

能が、個々の能楽師によって語られる…これもまた、時代の要請に答えている…という事なのだ。