浅見慈一 はながたみ
これは私が個人的に好きな一枚です…でも、シテ本人のコメントでは『何の能か分かりにくい…』という事から、没扱い。
確かに目付け柱に角トリ…単純な型をおさえたシーンです。
しかし、観客が記憶に残した装束やシテの立ち姿、そんなイメージに一番近いのではないか、と私は思っています。
狂女物として知られる『はながたみ』ですが…恋慕の情感が強くて、どこか芝居っ気がある。
しかし、シテの演技から表出する情感は、簡単には写らない。
さらに定番の型は前半にあるので、下手に逃してしまうと写真では説明が難しい能です。
(定番の型を撮影したシーンは、無事に能楽専門誌に掲載…えぇ、逃してはいません)