メルヘン思考の考察…

ブログネタ:スプーンとフォーク、どちらかしか一生使えないとしたらどちらを選ぶ? 参加中
スプーンとフォークを、少し文学的な見地から考察してみませう。
スプーンと言えば、北欧の童話作家アルフ・プリョイセン原作『スプーンおばさん』、中勘助 『銀の匙』が思い浮かびます。
また、アンデルセン童話に登場する『眠りの精』は、夜中眠れない子供の目に、スプーンで『眠りのミルク』を点してゆく…スプーンには食べ物以外にも、精神的な心の対象もすくえるような優しさがありますね。
しかし、フォークは単純に突き刺すだけで先鋭な危うさがあります。
『ある朝、目覚めると俺は一本のスプーンになっていた…』
もし、スプーンにされたとしても、話の展開は暖かい童話になりそうです。メルヘン世界の小道具としては最高の食器ですね。
しかし、フォークでは不条理な運命が待ち受けています。
『空が晴れていたという事実だけで、理由もなく食卓にフォークは突き立てられた…』やがて、道具箱に放り込まれて錆び付いてゆく運命に…。
スプーンは幼い子供から老人まで安心して使えて、ずっとお世話になる道具です。スプーンは子供の食器だ…なんて思うのは早合点です。
人が一生涯に使える道具がスプーンだと思いますねぇ…。子供の頃に使ったスプーンを思い出として手元に残してある人っているような気がします。