最後は、こんな本で…
先月、近所の古本屋入手したドキュメント本で、戦争経験者よりの聞き取りから書き下ろされた内容です。
夜長に布団に潜りながら読みました。
読みながら、戦争は人の運命をサイコロの目に変えてしまうのだな、そう思ったりします。
例えば、三機編隊を組んで飛行中に、前の二機は一瞬に撃墜されて本人だけが終戦まで生き残る。
生き残る方と戦死した方は、どちらも必然とは言えないはずで、単に運が良い…だけなのかな?
と、想像したりします。
戦場における本能的勘…それも違うのでしょうか。
死を前にして、苦しくても諦めずに前向きに生きる…それすら、当たり前に全てが否定された状態で命を繋ぐという行為や望みは、不可能な事なのか、いや、可能性が存在したのか。
時代の激流を渡る事の術が、あるなら知りたいですねぇ……。
