深すぎる闇
ただいま…深夜の帰宅です。
先ほどの電車の中で、一人の老人が降りる際に、若者の足を無言で蹴り上げました。さも、足が邪魔だ、と言いたげな表情。若者、ムッとした感情を表しましたが一応我慢したように思われました。しかし、老人が下車したのを見送ると、意を決したように立ち上がり、怒りに満ちた顔で後を追って降りて行きました。あの後、二人はどうなったのでしょうか。
その狂気と怖れ…私は普通に暮らしていた人が、何らかの事情で犯罪に加担する予兆を強く感じます。身を落としてゆく深い闇が単に生きるためだけでも、口を開いている悲しい時代になりつつある…。ここまでに至ると、人々の行動行為の自由制限とか、ひいては国民主権そのものを国に返上するくらいの時代変革が必要だ…辛い選択ですが、現実は相当に厳しいと思います。人々が感情や欲望を押さえられないなら、法律で定めた抑制や道義責任が効果を示さないならば、峻烈な裁可を下すしか社会安全は維持できない、それが歴史の答えでもあります。
