秋の終わりと『死』 | HOODのブログ

秋の終わりと『死』

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写メは寿命の尽きたハラビロカマキリ。

お昼間、お寺の庭を散策していたら境内の庭石の前で硬くなっていました。
春に生まれて、秋に産卵し一年の生涯を全うする…短い中で充実した生命です。
人間も生命としての活動はカマキリと同じなんですが、こんなに単純に終わる事ができません。

自分の死すら、様々な制約と法律、様式に従わないと死骸を始末できないのです。
死という終わりまで、社会管理されていると私は感じます。

静かに生涯を閉じるなんて、すごく幸せで裕福な方々しか迎えられない…そんな時代になってしまったのが、現代の日本社会ではないか、ふと…思いました。