戦後の気概 | HOODのブログ

戦後の気概

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写メはフジカ35SEです。
私が懸命に修理した、お宝カメラ的な存在なんです。メカマニア的にも一番面白い機構を持った製品なのに、文章で説明すると、このカメラの面白さは伝わりにくい。
設計者が、撮影者に機械の謎解きを求めている、「このクランクはねギアが二つ縦に交差して…君、そこのノブは実は距離計なんだよ…」 と。
「民間企業の技術を、戦争に負けたからって馬鹿にしてはいけないよ…。」
フジカ、ヤシカ、コニカは駄作メーカーだ、なんて言った人々も当時は多かったはず。

その言葉を甘んじて受けながら、今日まで工業製品を作り上げた各設計者の心意気。その創始のカメラだと思います。

日本人が使う物は、日本人が作る。別に国粋主義ではないけど、そんな気概が現在の日本企業に微量でも欲しいと思ったりします。