映画『真夏のオリオン』見てきました。終戦末期の潜水艦特攻のドラマ。戦記映画と見るよりも、現代から過去を眺めた戦争伝記と捉えて楽しみました。戦時下の特攻という不条理の是非を説明する事は、今後も、いずれの時代においても不可能です。人が生きる事とは何か?という設問に、戦争は明確な回答や考える方法を持たないからです。戦争という国家や民族集団のエゴイズムと、個人の存在を問うエゴイズムは対立するものではなく、常に個人の存在と生命が全てに優先されることが、人類が長い歴史から得た解答と財産なんだと思います。『真夏のオリオン』、そんな重たい映画ではないんですが…。