「久しぶりに
 ママとふたりで寝たいから」
   
19:30には7歳娘が寝ると言い出した
 
 
「ママと話したいことがいっぱいあるのに
 今にも寝そう」
 
 
「ちっちゃい頃に
 2曲だけ歌って寝てたよね」
 
 
そんな話をしながら
あっという間に寝たけれど
 
キツめの言い合いをした
今日だったけれど
 
こんな風に1日を終えられるんだ
 
 
 
20時になり
4歳息子がベッドに飛び込んできた
 
 
「ママー!大好きー!」
 
 
すこぶるご機嫌に
 
 
「楽しい1日だったね!
 明日はもっと楽しい日になるね!」
 
 
そして、もう夢の中
 
 
ただただこんな夜を
書き留めておきたいと思った
 
 
愛おしいと思う気持ちを
残しておきたいと思った
 
 
 
「もう起きてこないの?」
 
 
ダンナから放たれたその言葉は
「一緒に夜を楽しもう!」ではなく
「食器洗いと米とぎをするかしないか」
の確認であることを知りながら…
 
 
2020年、初夏、ベッドにて