「なんでマッチはシュッとやるだけで火がつくの?」
キター!!
5歳娘がお風呂で突然言い出した、
ふとした疑問。
キターーーー!!
ってテンション高く迎えられればいいですが、
子どものなんでなんで攻撃に、
辟易してしまう方、いませんか?
まぁね。
マッチだったら、
「お!いいところに気が付いたね」
と言えるかもしれませんが、
よく分からない質問をしてくることもありますもんね。
そんな時、どんな感情が沸き上がってきますか?
そんなことに気が付いてすごいなぁ?
くだらないことばっかり聞いてくるなぁ?
うわっ。私に答えられない質問だ!
質問されても困るんだよなぁ。
私は「答えられない質問をされると困る」
が、圧倒的に大きかった気がします。
「子どもの質問には完璧に答えられるお母さん」
という理想を持っていたんですね。
でもね、これって自分に視点が向いてしまっている証拠。
子どもはお母さんに完璧に答えてもらおうなんて思ってない。
「答えられない自分」でなく、
「疑問をもった子ども」に焦点を当てると、
感じ方が違ってきませんか?
ちょうど読んでいた花まる学習会の、
高濱正信さんが著書でこう書いていました。
「子どもの将来を見据えたときに
(知識の習得もさることながら)
もっと大事なことがあります。
『疑問をもつことはとってもいいことなんだよ』
としっかり伝えておくことです。」
「社会人として仕事をするようにいなれば、
さまざまな課題にぶつかります。
そのとき『なぜ?』『なぜ?』『なぜ?』
と問題を掘り下げて考え、
行動に移すことができるか。
それがまさにメシを食う力に直結するのです。」
【高濱流 我が子に勉強ぐせをつける親の習慣37】
高濱正信著 より
「質問するといつもお母さん、困った顔するな。」
「質問するといつもお母さん、怒るよな。」
と感じたら、質問しなくなりますよね。
前述の高濱先生の著書にもこんな言葉もありました。
「『なぜ?と思ってもムダ』という意識を
大人がどこかで植え付けてしまう」
「大人のごまかしを子どもは敏感に感じ取る」
ちょっとギクリとしましたか?
だからって、心配ご無用。
「子どもの『なぜ?』を学びの習慣に結び付けたり、
子どもを褒めたりする」
「その場で答えられなくても、
子どもの思いを受け止めて、共感してあげるだけでもいい」
と、高濱先生も言っておられます。
「いい質問だねぇ。」
「いいところに気が付いたねぇ。」
「さすがだね!」
と承認、共感した後に、
「あなたはどう思う?」
「調べてみよっか。」
で、オッケーなんですね。
質問に答えられるかどうか、ではなく、
「疑問に思ったあなたがすごい!」
というスタンスだったら、気が楽になりませんか?
そして、子どもだけでなく、
「なんで〇〇なんだろう。」
「どうして〇〇になるんだろう。」
そんな風に疑問を持つお母さんあなたもすごい!!
ということもお忘れなく。
自分と子どもの両方の自己肯定感、
高めていきましょう!
大木きぬよ(ぬー)
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